あなたの「歯に」、もっと関心を持ってもらいたい
よく、「人は見かけじゃない」と言われます。
本当にそうでしょうか?良くも悪くも人は見た目でその人を判断してしまう傾向があります。
特に「歯」に関して、「汚い」「ヤニがびっしり」「黄ばんでいる」状態だと、周囲の人はその人の見た目だけでなく、「生活習慣」や「性格」までに疑いの目を向けることもあります。
例えば、歯科先進国の欧米では、歯の白さは「当然の身だしなみ」として考えられています。歯に問題があると、就職試験で落とされることもあるようです。これは歯に無頓着な人は自己管理能力が低いとみなされてしまうからです。
白く輝く歯には清潔感があり、周囲の人に好印象を与えます。
また、あなたの口元が変われば、人づきあいも積極的になり、人生を前向きに楽しめるようになります。
もっとあなたの「歯」に関心を持って頂きたい。これが私からのメッセージです。
そもそもホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、その名の通り歯を白くする治療の事です。
歯を白くする方法には何通りか存在し、大きく分けると、2つの方法があります。
- 白い詰め物・かぶせ物を用いる
(審美歯科治療) - 歯科医院・ご自宅で行う
(ホワイトニング)
それぞれの方法にはメリット・デメリット、費用、治療期間などの違いがあり、あなたに合った治療法の選択が大切になります。
「審美歯科治療」と「ホワイトニング」の違い
まずは、「審美歯科治療」と「ホワイトニング」の違いからご説明いたします。
簡単に言ってしまいますと2つの点で違いがあります。
それは「歯を削るかどうか」「白さを維持できるかどうか」です。
1)歯を削るかどうか
審美歯科治療
歯を削る必要があります。
審美歯科治療というのは、歯を削り、その部分に詰め物・被せ物をする治療法です。
ホワイトニング
薬剤を用いて歯に化学変化を起こし白くしますので、歯を削る必要はありません。
2)白さを維持できるかどうか
審美歯科治療
お好みの色を再現することができ、時間が経過しても治療時の色を保ち続けることができます。これは審美歯科治療で使うセラミックという素材自体が変色しない性質を持つためです。
ホワイトニング
歯の質や治療回数などにより白さの度合いは個人個人異なってきます。また時間の経過とともに白さが失われていきます。
このように治療法で一長一短がありますので、あなたにとって一番良い方法はこれですとは一概には言えません。担当医と相談してからの選択をお勧めいたします。
審美歯科治療に関しましては、別のページで紹介していますので、詳しくは審美歯科をご参照下さい。
- 当院では「オフィスホワイトニング」の取り扱いはありません。
オフィスホワイトニングは歯科医院にて行うホワイトニング。ホームホワイトニングはご自宅で行って頂くホワイトニングです。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
「ホームホワイトニング」は、歯科医院に何度も通わずに自宅でできるホワイトニングです。もちろん自宅以外でも、道具と材料があればどこでも行うことが可能です。マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自分のタイミングで歯を白くすることができるという点が特徴です。
当院のホワイトニング
当院ではホームホワイトニングのみ提供しており、オフィスホワイトニングは提供していません。当院がホームホワイトニングを選択する理由は、当院が「痛みの少なさとリスクの低さ」を優先しているからです。オフィスホワイトニングはその薬液の強さにより神経を痛め、知覚過敏を生じるリスクがあります。それゆえ当院ではリスクが低いホームホワイトニングのみを提供しています。
当院のホームホワイトニング
当院では、オパールエッセンスホワイトニングシステムを採用しています。オパールエッセンスホワイトニングは、アメリカのUltradent Products, Inc社が提供し、世界125ヶ国で使用されているホームホワイトニングのゴールドスタンダードです。また、薬剤の粘性が非常に高く、一般のホワイトニングジェルに比べ、トレーから漏れ出ることが少なくソフトタイプのトレーを使用できるので、口腔内での着用時も不快感がありません。オパールエッセンスホワイトニングシステムは歯科医院にて歯科医療のプロフェッショナルのみが使用できるホワイトニング材です。
施術の流れ
- カウンセリング・治療前の歯をチェック
どの程度まで白くしたいかなど、患者さんのイメージやご希望をお伺いし、ホワイトニングについて詳しくご説明いたします。ホワイトニングに影響する虫歯や歯周病の有無などをチェックします。状況によっては虫歯や歯周病の治療を優先する場合もありますので、ご了承ください。 - 専用のカスタムトレーを歯科医院にて作製
ホームホワイトニングでは専用のマウスピースを使用します。歯列に適合した専用のマウストレーを作製するために歯型をとります。 - 歯のクリーニングと自宅での使用法説明
マウスピース完成後にマウスピースとホワイトニングジェルをお渡しし、使用方法をご説明いたします。4本のジェルが入っていますのでご使用いただきます。その後もホワイトニングを続けられたい方は追加ジェルをご購入いただけますのでお気軽にお申し付けくださいませ。
白さの持続期間は?
これは非常に気になることですよね。
残念ながら永遠に白さが維持されることはありません。どのホワイトニング剤を使っても同じです。白さが維持される期間は、生活習慣、日ごろのお手入れなどによって個人差があります。白さを長期間維持するためには、着色しやすい食べ物をとらないことや、ホワイトニングメンテナンス用の歯磨き粉などを使う事をお勧めします。
また、1年に一度の再ホワイトニングも効果的です。この再ホワイトニングを「タッチアップ」というのですが、これを定期的に行うことにより、変色しにくい歯になっていくという研究報告があります。
ホワイトニング剤は身体に害はありませんので、何度繰り返しても問題ありません。白さを維持させたい場合は審美歯科治療がございますので、審美歯科をご参照ください。
ホワイトニング治療の主なリスク:場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります。
歯を白くするその他の方法
歯を白くする方法として、審美歯科・ホワイトニングをご紹介しました。
実はその他にも歯を白くする方法は存在します。
それをここでは少しご紹介したいと思います。
PMTC
これは、「プロによる歯科専門用具を使った歯のクリーニング」の略称です。
予防歯科で詳しくご紹介していますが、ここでも簡単にご紹介させて頂きます。
本来は定期検診のクリーニングでよく行われる治療です。歯石・歯垢・バイオフィルムを除去することで、虫歯・歯周病予防になります。
しかし、これを行う事で茶渋・ヤニなどの着色も一緒に除去することができるためここでご紹介しました。ホワイトニングや審美歯科のような白さまで追求することは出来ませんが、あなた本来の歯の白さを回復させる事ができます。
虫歯・歯周病予防ができて、歯も白くなる。一石二鳥ですね!ホワイトニング後のメインテナンスとしてお勧めです!
ホワイトニング用品
ルシェロ
歯みがきペースト ホワイト
弱アルカリ性のペーストでステインを浮かし、高濃度に配合した歯にやさしいLime粒子とブラッシングで落としにくいステインを除去します。薬用成分「ポリエチレングリコール(PEG)400」が、タバコの「やに」を溶解除去し、「モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)」950ppmがむし歯の発生と進行を予防します。